あなたの肩こりがいつまでも良くならないのは手のねじれが原因だった|トータルボディーケアゆかり
こんにちは、遠藤です。
もう冬ですね。すっかり朝は冷え込みが厳しくなりました。
今年も残りあと一か月。
体調に気を付けて頑張って下さい。
今回のテーマなんですが、「あなたの手や腕は捻じれていませんか?」
という事でお伝えします。
何、手や腕の捻じれって?
と思っている方が多いと思いますが、
この捻じれこそがあなたの慢性的な肩こりや、
腕が上がらない原因となっているんです。
今の人は子供から大人まで、手や腕のねじれがある人が
ほとんどと思って間違いないでしょう。
パソコンやスマートフォンをはじめ、
デスクワーク、作業に至るまで、
手や腕が捻じれた状態で行っています。
手や腕が捻じれるとどうなるのか?
まず、手の甲が上になると前腕が回内します。
そうなると尺骨が捻じれて肘に負担が掛かります。
同時に上腕も捻じれた状態になり、肩関節が内転します。
そうすると、肩甲骨側にある筋肉が引っ張られて
緊張状態が続きます。
この緊張状態が慢性化すると、
肩を動かすと痛い、腕を挙げると痛いという事になります。
多くの人が、手の甲が前面になって腕が捻じれています。
では、手や腕はどうあるのが良い状態なのか?
というと、手のひらが前面にある状態が本来の状態です。
そうすると、自然に捻れもなくなり肩も開いてきます。
手の平を前面にするときに痛みや引っかかりがある場合は、
筋肉や関節の動きが悪い状態なので、
早めにケアしなければなりません。
いずれにしましても、捻じれた状態で慢性化させることは、
腕や肩にとても負担をかけることになりますのでご注意を。
PCや作業が一段落着いたら、手の平を前面に向けて
ねじれを解消していきましょう。
解剖学的にも手のひらが前面に向いていることが正しいので、
それが一番自然な状態だと認識してください。
手や腕に限らず、捻じれは様々な不調や痛みを招くので、定期的なケアをされるのが良いかと思います。
今回はあなたの肩こりが良くならない原因についてお伝えしました。